2010年9月3日 |
既に9月だと言うのに、まだまだ暑い日が続いているので3000級の山も快適に登れる。 今回は、鳳凰三山と八ヶ岳のどちらにするか前日まで迷ったが、日帰りと言うこともあり縦走した場合の総行程の短い八ヶ岳へ行くこととした。 今回のコース:美濃戸登山口-赤岳鉱泉-硫黄岳-横岳-赤岳-行者小屋-美濃戸登山口 コースタイム(6時間5分) 美濃戸登山口5:05-(北沢)-赤岳鉱泉6:15-白い砂の分岐7:10-7:20硫黄岳(2760m)7:27-硫黄岳山荘7:36-横岳(2825m)8:05-8:15三又峰8:20- -地蔵の頭8:44-9:10赤岳(2899m)9:28-(文三郎尾根)-10:05行者小屋10:15-(南沢)-11:10美濃戸登山口 自宅を前日(2日)の22時に出て、途中双葉SAで仮眠をし、美濃戸登山口には04:35着。準備を整えて、他の登山者と情報交換。 5:05に出発。赤岳鉱泉までは、途中、堰堤広場までは未舗装ながら車が通れるほどの道なので、快調にジョギング。 まずは北沢方面へ 堰堤広場からは、随所に木道が設置されておりとても歩きやすい。予定よりだいぶ早く1時間10分で赤岳鉱泉着。 よく整備された木道 赤岳鉱泉から大同心、小同心を見上げる。あとであの向こうを縦走するのだ。 赤岳鉱泉から硫黄岳までは、まずは樹林帯の中のつづら折の道を登っていく。朝早く気温が上がっていないのでいいペースが保てる。 下の写真は、左から「硫黄岳分岐の標」、「樹林帯の中」、「樹林帯を抜けた場所からの八ヶ岳」 樹林帯を抜けてまもなくすると白い砂の分岐となる。ここまでで、相当な汗をかいたので、水分とウィダーを補給する。例のごとく沢山のゼリー系エネルギーを持ってきたのである。 白い砂の分岐から硫黄岳を望む 登山口から2時間ちょっとで硫黄岳山頂に着いた。このペースで行けば午前中には帰途につけそうだ。 山頂からは、大きな噴火口跡を見ることができるが、崩落が激しいことから火口に近づくのは非常に危険である(一応ロープが張ってある)。 硫黄岳山頂にて 噴火口(その1) 噴火口(その2) ここから縦走の始まりである。 赤岳、横岳方面へを見ると始めのうちは歩きやすそうだ。 風は強いが雲ひとつ無いいい天気 横岳が近づいてくると、切り立った岩山を鎖やはしごを使ってずんずん進んでいく。 岩山のてっぺんに横岳の標が立っている。 横岳(2829m)山頂 横岳から赤岳方面を望む 午前9時10分、2時間弱で硫黄岳から赤岳まで縦走できた。途中、ちょっとだけガスが出たが概ね視界は良好であった。 赤岳(2899m)山頂 山頂からは、富士山、北岳、甲斐駒ケ岳、中央アルプス、穂高連峰、槍ヶ岳等360度のパノラマを楽しむことができた。 ここから行者小屋までは、文三郎尾根を降るが、ここまでの疲れが蓄積している膝に非常にこたえた。 文三郎尾根は、斜度は非常にきついが階段が各所に整備されている。しかし、赤岳直下のみは、急峻な岩をガシガシ登っていかなければならない。 頂上直下。ここを下ってきた。 文三郎尾根の途中で休憩すると、今日歩いてきた稜線が綺麗に見えた。よく歩いたものだ。 行者小屋で10分程度休憩した後、南沢を走って下った。途中どうしても走れないところもあったが、55分で美濃戸登山口へ着くことができた。 釣りと登山へ 三平netへ |
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