2009年8月24日 |
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今回は、3週間前の仙丈岳に続き南アルプスの甲斐駒ケ岳を登ることにした。 参加者は、私、諒、そして冬のスキー以来の登場の北海道人K君である。 今回のコースタイム 07:00北沢峠-08:15仙水峠-10:00駒津峰-11:50〜12:10甲斐駒ケ岳-13:10駒津峰-(双児岳経由)-北沢峠14:45 24日20時に八幡山駅でK君をピックアップし、中央道経由で一路南アルプスの長野県側登山口戸台を目指す。 今日から山梨県側の広河原から北沢峠までのバスの運行が夏時刻から秋時刻に変わるため、広河原から入ると到着が9時になってしまう。そこで、8月31日ま で夏時刻で運行している戸台経由のコースを取ることにした。 午前0時に戸台にある仙水荘前の駐車場着。仮泊とした。 朝目覚めたころの外の気温は10度前後まで下がっていた。 06:05の始発のバスで北沢峠へ向け出発。 朝の仙水荘バス停 6時50分頃北沢峠に到着。準備を整え午前7時に北沢峠を出発。 雲ひとつない青空の下、シラビソの森を北沢沿いのコースをまずは仙水峠を目指す。 北沢峠付近のシラビソ林 シラビソの林を抜け仙水峠が近づいてくると岩のごつごつした道になる。所々にケルンが作ってありコースの目印になっている。 仙水峠(2264m)まで来ると北西からの風が甲斐駒を駆け上がりガスが沸いてきた。あまり遅くなるとせっかくの景色が見られなくなりそうなので、「もうだめ」「死 にそう」という諒を叱咤激励しながら先を急ぐことにした。 仙水峠付近から仙丈岳を望む 仙水岳付近からガスに覆われる摩利支天を望む 仙水峠から駒津峰(2740m)までの約500mの登りは正直結構きつかった。この登りで諒も相当へばっていた。 駒津峰からはヤセ尾根を一旦下って頂上への直登コースと巻き道コースの分岐点の六万石へ向かう。この区間は道幅が狭く、また、バスで来た登りの登山者 と山小屋から早立ちし頂上をつめた帰りの登山者がすれ違うためちょっと歩きにくかった。 六万石からは、近いと言う理由のみで迷わず直登コースを選ぶ。このコースは歩くと言うよりよじ登ると言った感じで、初心者向けではない。 直登コースの入り口。ペンキで「直登↑」と分かりやすく書いてある。 直登コースなので、読んで字のごとくまっすぐ登る。結構スリルのあるコースだった。 頂上まで残り40分の地点 頑張るK君 何とかお昼には甲斐駒ケ岳(2968m)の頂上に立つことができた。 甲斐駒ケ岳は、北沢峠を挟んで向かいにあり南アルプスの女王と呼ばれる仙丈岳とは対象的な山容をしており、ごつごつした男性的な山と言われるが、1月の 間に両方の山を登ってみてそのことを身をもって感じ取ることができた。 頂上付近は心配していたガスもたいしたことはなかったが、残念なことに北アルプスや八ヶ岳方面には雲がかかっていた。 帰りは、六万石まで巻き道を下り、駒津峰からは双児山を経由して北沢峠へ下山した。 駒津峰から一旦降った後に50mぶん程上がると双児山である。 双児岳(2649m) ここからはひたすら降り、約1時間で北沢峠へ着くことができた。 北沢峠からは15時に臨時便が出たため、1時間早く駐車場に着くことができた。 帰り道には、伊那谷の高遠にある「さくらの湯」で汗を流し、一休みして帰路に着いた。 この温泉は、アルカリ性でお肌のつるつる感が最高のちょっとひなびた温泉であった。 8月の終わりに頑張って咲いていた小さな花と、必死に登っている我々をどこからともなく飛んできて観察しているように見えた鳥の写真です。
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